【アンナの小さな神さま/フィン】

 哲学者のような数学者のような神学者のような、7歳の小さな探求者アンナのお話。「神さま」についての様々な思索がアンナの少ない言葉で語られる時、世界は観たこともない色彩に変わっていきます。10年以上読みかけだった小説をようやく読み終わりました。当時から現在まで個人的な宗教観のかなり根っこの部分をこの本から頂いた気がします。改めて読んでも色褪せない素敵な本でした。

アンナの小さな神さま

アンナの小さな神さま