【瓶の小鬼】

瓶というよりは壺ですね

「ボトルインプ/Flaschenteufel」というカードゲームで遊んでみました。手札を使って場札を取り合うミニゲーム(トリック)を何回か繰り返す『トリックテイキング』というタイプのゲームです。
肝になるのは元々は小説の題名でもある「ボトルインプ」の存在です。基本的にゲームの最後にこのボトルインプの入った壺を持っている人が敗者になります。ただこの壺を一番高い数値の手札で買い取ることによってトリックに勝つことが出来ます。ボトルインプの魔力の効果といったところでしょうか。壺は使われる度にどんどん買われにくくなっていくので、その買い時手放し時の見極めが重要になってきます。極力壺を持たないようにプレイすれば負けないのですが、トリックを制するためには壺を買い取ることも必要になってくるという感じです。
他にも「色によって数値に偏りのある絵札」や「ゲーム開始前の手札の一部を交換」など小さなギミックもアレコレ盛り込まれています。正攻法が見えにくく出来ているので、繰り返し遊べるのがポイントのいいゲームでした。
ただ今のところ国内未販売なんですよねぇ。