【ロボット大戦争】

• 「ロボット大戦争」はどこかで見たことがあるようなパチモノっぽいロボットで遊ぶボードゲームです。タカトクトイス製。小学生の頃に友人宅にあったのを思い出します。
• 遊んでみると、見た目の胡散臭さに反して結構本格的なウォーゲームであることが分かります。ユニット毎に移動力や武装が分かれていて、射程や射線の概念が存在しています。「山越しにレーザーは撃てない」とか「沼地では１マスしか移動できない」とか細かいルールもあり、なかなか奥が深いです。
• ダメージのコントロールが武器によってされていて、ゲームの進行度で使うユニットが移り変わっていく点が良く出来ていました。ルーレットを使うことによってダメージや行動できるユニット数の制限も振り幅が大きく、劣勢でも一発逆転が望めるので低年齢でも楽しく遊べるように工夫されているのもポイントです。攻撃側ユニットが謎の爆発をする「自爆」のルーレット目がよくそれを表しています。勝敗条件の大将ロボでも自爆で決着がついてしまったり。
• 懐かしい気持ちと意外にゲームとして楽しめたので、十分にお得でしたよ。