【北欧空戦史】

  • 戦史に詳しくない私に、友人が「読みやすいから」と貸してくれたのが本書。コツコツと3カ月ぐらいかけてようやく読み終わりました
  • フィンランド空軍のエピソードを中心にスウェーデンやノルウェーを含む北欧の3つの小国が、ドイツやソビエトなど大国の自分勝手に振り回されるという内容です
  • よみやすさのポイントは、大国の圧倒的な戦力に小国が立ち向かうというヒロイックなところでしょうか。フィンランド空軍の熟練パイロット達がソビエトの飛行機を何機も落とす様子には、戦争という事実を別にしてワクワクさせて頂きました
  • 各国の歴史背景も第一次大戦の前から丁寧に描かれていますので、戦史入門編としてはバッチリでした。さすがに形式番号で登場する戦闘機の名前は覚え切れませんでしたけれども

北欧空戦史 (文庫版航空戦史シリーズ (13))

北欧空戦史 (文庫版航空戦史シリーズ (13))