【ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀/小長谷正明】

病気は人を選ばずというか、むしろ国家の指導者ともなれば身体を壊すほど慌しい状態になるようです。第2次世界大戦の資料から見える強力な指導者達を蝕んでいた病気の正体を神経内科医が診断します。ヒトラー、レーニン、毛沢東などの世間には隠されていた病状が専門医の目によってジワリと見えてくる様子が興味深いです。

ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀 (中公新書)

ヒトラーの震え 毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀 (中公新書)