【アウターリミッツ・#10悪夢】

  • 敵対異星人に捕まった戦争捕虜の話。抽象的な舞台装置が隔離感を増しています。暗喩的な冷戦話らしいのですよ。身近な年代から随分と未来の話に切り替えてあるので、具体性が出ないように極力気を使ったのかもしれません。語られるべき設定も結構大雑把に、尋問風景と疑心暗鬼といった状況が展開していきます。SFという味付けにして語ってしまえという手法なのでしょう。そういった当時の世相に詳しくない私としてはちょっと消化不良気味。